ポスト改定市場 「新薬」と「低薬価品」へ二極化加速(1)
公開日時 2012/03/29 00:00
4月1日、診療報酬改定・薬価改定が実施された。新薬創出加算が試行継続となる一方、ジェネリック(GE)の使用をより後押しする内容だ。新薬創出加算が試行導入された10年度改定以降、新薬創出加算品を中心に納入価が高く推移していく中で、ゾロ新、長期収載品、GEへの価格切り込みが強まり、「新薬」と「低薬価品」の市場二極化の様相を見せた。さて、12年度改定以降の市場は?編集部は、▽加算適用状況、同加算の医療現場の受け入れの程度▽長期収載品の動向とGEの普及状況▽10年度以降の医療現場の見方と取引含めた対応―を取材。想定される改定後の市場動向を示し、その中で求められるMRの対応を探った。(沼田佳之、小沼紀子、酒田浩、神尾裕)※『Promotion資料』に、編集部が製薬各社の調査協力に基づいてまとめた各社の...