大鵬薬品 抗がん剤アブラキサンの適応追加申請
公開日時 2012/03/05 04:00
大鵬薬品は3月1日、抗がん剤アブラキサン点滴静注用100mg(一般名:パクリタキセル注射剤(アルブミン懸濁型))に「胃癌および非小細胞肺癌」の適応を追加する承認申請を行ったと発表した。
同剤は、10年7月に「乳がん」の適応を取得している。同剤は、人血清アルブミンにパクリタキセルを結合させ平均130nmにナノ粒子化した新剤型・新用量のパクリタキセル製剤。過敏症を予防するためのステロイドや抗ヒスタミン剤の前投薬が必須ではない特徴を持つ。
米国では現在、適応を「非小細胞肺がん、膵がんおよび悪性黒色腫」に拡大するための開発が進められている。ます。欧米ではセルジーン社が販売している。