サノフィ・アベンティスは12月７日、スルホニルウレア系経口血糖降下薬「アマリール」（一般名：グリメピリド）の口腔内崩壊錠（以下、ＯＤ錠）を同日から新発売したと発表した。ＯＤ錠の薬価は通常錠と同じで、ＯＤ錠１mgは22.30円、ＯＤ錠３mgは51.90円。アマリールは2010年11月から後発品が参入しており、後発品ではこれまでに計５社がＯＤ錠を発売している。

サノフィは、「昨今、糖尿病治療における服薬コンプライアンスの向上が求められている」とした上で、ＯＤ錠の販売により、「嚥下困難な患者や高齢患者、あるいは外出先などで水が飲めない状況下での患者など、服薬利便性が求められる様々な状況で対応が可能になる」とコメントしている。サノフィがＯＤ錠を発売するのは、抗アレルギー薬アレグラに続く２剤目。