MR認定センター 12年度実施の新MR認定試験概要を発表
公開日時 2011/04/19 04:02
MR認定センター(前・医薬情報担当者教育センター)は4月18日、12年度からのMR認定試験制度の概要を発表した。薬学教育6年制が実施され来年に1期生が卒業するなどMRを取り巻く環境の変化を受けたもので、MR活動の実践に生かせる基礎的内容を習得できているのかを判定する。試験結果については、合格率、合格基準、正答に加えて新たに配点も公表する。
試験科目は現行の薬理学、薬剤学、添付文書、疾病と治療、医薬概論、PMSの6つから、薬理学、薬剤学、添付文書を統合した「医薬品情報」、医薬概論とPMSを統合した「医薬概論」、そして「疾病と治療」の3科目とし、MR活動に必要な内容に整理。薬剤師、医師、歯科医師の有資格者は「医薬品情報」「疾病と治療」の導入教育の受講と受験を免除する。6年制薬剤師について試験免除すべきとの大学側の意見もあったが、「制度施行後5年程度を目途に『医薬概論』の受験免除の是非について再度検討する」となった。
新認定試験制度の内容は18日、製薬企業の教育研修責任者、同管理者に通知された。