中外製薬 C肝治療薬ぺカシス B肝の効能追加を国内承認申請
公開日時 2011/01/28 04:01
中外製薬は1月27日、C型慢性肝炎治療薬であるぺカシス皮下注(一般名:ペグインターフェロン アルファ-2a遺伝子組み換え)に、B型慢性肝炎の効能・効果を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。
発表によると、現在の国内での主なB肝治療薬としては1日1回投与と週3回投与の製剤があるが、ペガシスは週1回投与が可能になる。そのため、患者の肉体的・精神的負担が軽減されることが期待されるという。今回の申請では、HBe抗原陽性並びに既存インターフェロン製剤では適応のなかった「HBe抗原陰性のB型慢性肝炎」の適応取得を目指している。