今年の花粉対策費は平均6000円増 大量飛散予測で準備早める傾向
公開日時 2011/01/13 04:01
10年の記録的猛暑を受け、11年の花粉飛散量が前年の5倍以上にも上るともいわれている中、花粉症症状をもつ20~39歳の男女500人を対象にした対策に関する調査で、40%の人が花粉対策費用は「例年よりも増える」と回答した。具体的には平均6033円増やすといい、例年より早く対策を講じ、マスクや薬、食品などに費やすようだ。
これはマーケティング会社のトレンダーズ(東京都渋谷区)が10年12月にインターネットで調査した結果。花粉対策(複数回答)のトップ3は「マスク」(81%)、「飲み薬」(62%)、「食品」(40%)の順。鼻の周りに塗り花粉の吸い込みを防ぐ「塗るマスク」は全体の14%だが、男女別では男性は9%に対し、女性は18%と「見た目は印象を気にする女性に特に注目を集めている様子がうかがえた」。