武田薬品 平手晴彦氏が取締役候補として入社 7月1日付け
公開日時 2010/06/29 04:02
武田薬品は6月28日、万有製薬社長やグラクソ・スミスクライン日本法人の代表取締役専務などを歴任した平手晴彦氏が7月1日付けで入社すると発表した。武田薬品での役職名は「コーポレート・オフィサー」で、武田薬品によると、「取締役候補」という。具体的な担当は現時点で決まっていない。武田薬品広報部は平手氏の入社に関し、「これまでの豊富な経験や能力が当社のかなりの力になるとの判断」とコメントした。
武田薬品はまた、バイエルヘルスケアAG会長などを歴任し、現在、武田薬品の社外アドバイザーを務めるフランク・モリッヒ博士が海外販売統括職として10月1日付けで着任することも発表した。武田薬品の海外事業の強化に25年間にわたって務めてきた現海外販売統括職のアラン・マッケンジー氏の後任となる。
武田薬品の長谷川閑史社長は、「長期にわたり持続的成長を実現していくために、10~12中期経営計画に成し遂げなければならない“新たなタケダへの変革”に向け、両氏が大いに貢献してくれるものと期待している」としている。