ブリストル・マイヤーズ スクイブは全世界で2010年の従業員昇給を凍結することを決定した。同社の総売上高の10%弱を占め、製品別売上高トップの抗血小板薬プラビックス(一般名:クロピドグレル)が2011年に特許失効を迎える中で大胆な経費節減策に踏み切った。
昇給凍結は、法的あるいは契約上で昇給義務があるケースは対象とならないが、全従業員のうち、こうしたケースがどれだけあるかは不明。なお、昇給凍結は役員も対象となる見込み。
この件について、米ブリストル本社広報は「全従業員に対して昇給凍結を告知したことは事実であるが、詳細についてはコメントできない」としている。