武田薬品 新逆流性食道炎治療薬目指しTAK-438の国内フェーズ2開始
公開日時 2009/11/19 04:00
武田薬品は11月18日、PPIとは異なる作用を有する酸関連疾患治療薬「TAK-438」のフェーズ2を日本で開始したと発表した。同剤は武田が創製した。胃酸分泌に必要なカリウムイオンへの結合を阻害することで、酸の分泌を抑える作用を持つ「カリウムイオン競合型アシッドブロッカー」(P-CAB)。同社によると、PPIと比較して、強力な作用、短時間での効果発現、長時間の作用持続が期待されるという。