ジョンソン・エンド・ジョンソン（J&J）が行った全国の30～60代の男女800人を対象にしたインターネット調査によると、動脈硬化の危険因子となる生活習慣のうち、わかっているけど止められないものとして、１位が「運動をしない生活」（43.3％）だった。２位が「脂っぽい、高カロリーな食事」（39.5％）。

男女別では生活習慣の差が歴然とみられた。男性でもっとも止められないと回答したのは「飲酒」（43.5％）、「脂っぽい、高カロリーな食事」（42.0％）、「運動しない生活」（37.5％）だったのに対し、女性は「運動しない生活」（42.0％）がトップ。次いで「お菓子」（47.0％）、「ストレスの多い生活」（39.5％）となった。

また、動脈硬化の危険因子（高血圧、肥満、高脂血症、喫煙習慣、糖尿病）を一つでも持っている人は全体で48.5％と半数近かった。男性が63.0％、女性は34.0％。それぞれの疾患を性別・年齢別でみると、男性では60代で高血圧（42.0％）、40代で肥満（31.0％）が多かった。女性は60代で高血圧（30.0％）と高脂血症（24.0％）が多かった。