英グラクソ・スミスクライン(GSK)は9月29日、子宮頸がんワクチンCervarix(サーバリックス)の審査期間が延長され、継続審議されることになったと発表した。同剤は、今年3月に生物製剤認可申請(BLA)されていた。
前日の9月28日には英国のコンベントリで同剤の予防接種を受けた14歳の少女が死亡している。同社のメディカル・ディレクターのDr Pim Kon氏は、「現時点での死亡原因は不明」とした上で、このバッチを自主回収するとしている。また、原因究明に向け、英国医薬品庁(MHRA)に協力する姿勢も示している。