AIがビジネスパートナーとなる近未来を想像する
Chat GPTユーザーは着実に増加 入門編から実践編へ
公開日時 2024/12/01 00:00
製薬ビジネスへの生成AIの活用が本格化している。R&D、生産、本社、セールス&マーケティング、メディカルなど部門ごとにAIの業務利用の意図は異なるが、多くの企業が従業員に対し、共通のAI研修や日常業務で生じる課題を想定した生成AIの利活用に関するグループディスカッションを行っている。こうした研修の機会を通じ、AIとの会話能力の向上で腕を磨くなど、AI活用が入門段階から実践段階に入ったとの印象を受けた。もはや社内専用の生成AIを社員に開示した企業もあり、AIを社内の「パートナー」として意識する試みも始まっている。社内会議に生成AIを同席させ、意見を求めながら議論を進めるといった近未来型の取り組みにトライする企業も存在する。(沼田佳之)私は製薬企業に従事する様々な立場の方を取材する。最近...