中外製薬は1月19日、病気と向き合う患者とサポートする方を支える「サステナブルードットライフ」をWeb上に公開した。治療だけでなくその先の暮らしまで支えることを目的としたもの。その第一弾として「中高生」にフォーカスをあてた特集を組んだ。今後は様々な特集や記事を継続的に発信するとしており、病気と向き合う患者とサポートする家族等を支えることで、「誰ひとり取り残さないサステナブルな世の中の実現に貢献していきたい」としている。

「サステナブルードットライフ」について同社は、患者や患者をサポートする方がライフステージの変化するタイミングで難しい悩みを抱えていることに着眼。患者が日々の生活を前向きな気持ちで過ごせるように、暮らしに寄り添い、支えていきたいという想いを込めた。また中外製薬のコーポレートカラーである”ブルー”をかけてプロジェクトを始動させたという。

第一弾として「中高生」の特集を組んだ。これを取り上げた理由について同社は、「これまでの交友関係が変化したり勉強の難易度があがったりするなどの外的な環境変化のみならず、思春期ならではの内的な変化も掛け合わさることで、これまで以上に複雑な悩みを抱える」とし、多感な時期をフォローする環境を充実するためにこのテーマを選んだことを明かした。Web上には、心理学者の山脇由貴子さん監修のもと、「病気のこと、友だちにどう伝える？ コミュニケーションのコツ」などのコンテンツが掲載されている。