塩野義製薬 厚労省とゾコーバ追加購入の契約締結 更に100万人分
公開日時 2022/12/14 04:48
塩野義製薬は12月13日、経口新型コロナ治療薬・ゾコーバ錠(一般名:エンシトレルビルフマル酸塩)について、厚労省との間で新たな購入契約を締結したと発表した。同契約に基づき日本政府は100万人分を追加購入する。
ゾコーバは現在、ファイザーの経口新型コロナ治療薬・パキロビッドの処方実績がある医療機関や薬局に限って取り扱える。12月15日からは都道府県が選定した医療機関・薬局でもゾコーバの取り扱いが可能になるため、今回の追加購入に至った。塩野義製薬と厚労省が3月に締結した基本合意書に基づき、政府は承認後速やかに100万人分を購入。それ以降についても一定数量を確保する方向で協議が行われていた。