COPD配合薬が伸長 ICS&LABAだけでなくLAMA&LABAも
公開日時 2015/12/28 00:00
LAMA&LABAはウルティブロ好調配合成分単剤とスピリーバから切替喫煙習慣などを原因に近年、潜在患者数の増加が懸念されている慢性閉塞性肺疾患(COPD)。治療薬の選択肢も長らくはほぼ吸入抗コリン薬(LAMA)のスピリーバのみだったが、喘息などに使用されている吸入ステロイド配合薬(ICS&LABA配合薬)がCOPDの適応を取得。それ以外でも数多くの吸入抗コリン薬(LAMA)、長時間作用性の吸入β2刺激薬(LABA)、LAMAとLABAの配合薬(LAMA&LABA配合薬)がCOPD適応を取得し、市場は混戦の様相を呈している。ここ2年ほどでもLAMA&LABAとしてウルティブロが13年11月、アノーロが14年9月――などが新発売となった。そこで今回はCOPDを軸に吸入喘息/COP...