【Promotionタイトル】苦悩するマーケット峠を越えた大型品編集長・沼田佳之製品売上目標がこれほど未達とは。2014年３月期決算から国内の製品別売上高をみて驚いた。国内大手４社の主力品でみても、期初の計画を達成した製品は40品目中10品目に過ぎない。いくつかの製品は４半期ごとの決算発表で売上の下方修正を行っている。事実、本社のマーケティング部の担当者と話すと、これまでのForecastの定石が通用しないことを実感する。端的に言えば、ブロックバスターモデルをそのまま今の新薬に当てはめることができないのだそうだ。着実に右肩上昇カーブで売上確保できる時代は遠い昔話。これからの製薬ビジネスはＭＲコストを含む利益確保重視型に舵を切る。入社10年～15年ぐらいのグループをブロックバスター世代と呼ぶ。...