武田薬品 DPP-4阻害薬アログリプチンとの併用療法を追加申請
公開日時 2010/03/26 04:00
武田薬品は3月25日、2型糖尿病治療薬のDPP-4阻害薬アログリプチンに、スルホニルウレア系薬剤との併用、ビグアナイド系薬剤との併用を効能に追加する申請を日本で行ったと発表した。
同社は、糖尿病治療薬としてアクトス、ベイスン、グルファストをすでに販売している。そこに新規作用のアログリプチン(α-グルコシダーゼ阻害薬との併用含む)が4月中も正式承認される見込みであることに加え、チアゾリン系薬剤との併用、アクトスとの配合剤の承認申請も09年6月にしている。今回の追加申請について同社は、より幅広い糖尿病の治療オプションを提案できるようにするためだとしている。