仮説を立てると、仕事のスピードが格段に速くなる
公開日時 2009/04/30 00:00
時間切れとの闘いMRが戦略・戦術を立てるとき、プレゼンテーションやディテーリングを準備するとき、あるいは企画書・提案書や報告書を作成するとき、関係があると思われる情報は可能な限り集めたのに、なかなか結論が得られず、遂に時間切れになってしまったという経験のある人は多いと思う。一方、ごく限られた情報しか手にしていないのに、短時間のうちに結論に到達してしまう人がいる。どうして、このような差が生じるのか。仮説の効用この疑問に明快な答えを与えてくれるのが、『仮説思考──BCG流問題発見・解決の発想法』(内田和成著、東洋経済新報社)である。「仮説」、すなわち、情報収集の途中や分析作業をする前に既に「正解に最も近いと思われる仮の答え」を持っているか否かの差だというのだ。そして、情報が少ない段階から、常に問...