米メルク つくば研究所を閉鎖 ほか
公開日時 2008/11/30 00:00
経営◆米メルクつくば研究所を閉鎖全世界的な組織再編成を打ち出した米メルクは、新たな基礎研究戦略を発表し、研究所の統合を進め、その中でつくば(日本)、シアトル(米国)、ローマ(イタリア)の3研究所を09年12月までに閉鎖する方針を示した。つくばには約450人の社員がいるが、「対応は検討している」と述べるにとどまっている。子会社の万有製薬によると、新戦略では4研究所が研究を進めることになる。米ボストンはがん、筋骨格系・呼吸器系・免疫系・内分泌系疾患、米ローウェーは糖尿病・肥満、動脈硬化・循環器系疾患、米ウェストポイントはニューロサイエンス・眼疾患、ワクチン、カナダのメルクフロストは感染症を、それぞれ主に担当する。万有製薬は「コスト削減が先にあってモデルを考えているわけではない。研究を効率化してス...