10月のタバコ増税 日本全国で1100万人が禁煙チャレンジ J&J調査
公開日時 2010/03/16 04:00
10月のタバコ増税を機に日本全国で約1100万人が禁煙にチャレンジする――こんな調査結果を禁煙補助剤「ニコレットシリーズ」を展開するジョンソン・エンド・ジョンソンのコンシューマーカンパニーが3月15日に発表した。
今年10月からタバコ1箱あたり100円の値上げとなる。同社はタバコ増税と禁煙との関係を調べるため、日本全国の20~59歳の将来、禁煙・節煙を考えている喫煙者312人を対象に2月23~24日にインターネット調査を行った。その結果、禁煙・節煙意向のある喫煙者の62.2%が「この機会にタバコをやめたいと思う」と回答。日本の禁煙・節煙を考えている喫煙者は約1800万人とされていることから、禁煙チャレンジャーが約1100万人にのぼると推計した。禁煙・節煙に向けて使いたい禁煙関連製品を聞いたところ、トップはガムやパッチの禁煙補助剤(51%)。禁煙関連製品を選ぶ際のポイントでは、「吸いたい時にすぐ吸いたい気持ちを抑えてくれる」(56.4%)、「効果を感じられる」(53.5%)、「禁煙時のイライラを感じない」(52.9%)――との回答が多かった。
ただ、禁煙・節煙に向けて禁煙補助剤を使いたい人は約半数にのぼったものの、禁煙補助剤による「ニコチン置換療法」を知っている人は2割にも満たなかった。このため同社は同療法の理解促進に向けてWEBムービー(http://www.nicorette-j.com/movie/index.html)を15日から始めた。