有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門医療法人社団明洋会柴垣医院自由が丘院長宮本研今月のポイント▼低分子ブロックバスターを担当したMRが、社内選抜や転職を経て、オンコロジーなどの専門MRへ転身する例がある。▼専門性が高まり相互に知識が深掘りできる上級MRだからこそ、専門医との比率を含めてアカデミアと連携すべきだ。▼専門MRが同等レベルの“ほぼ専門医試験”を受け続けることで、製薬業界ならではのビジネス価値を探す必要性がある。栄枯盛衰の事例営業職であれば、見込みを上回る好成績は喜ばしいものだ。現在も多額の売上を誇るプロダクトを揃える製薬企業のMRは、ブロックバスターを含む好成績が代表例となる。過去10年間の低分子薬では高血圧のARB、糖尿病のDPP-4阻害薬が急成長を見せてきた。精神...