アステラス製薬 UMNファーマとの細胞培養インフルワクチン共同事業契約を解約

公開日時 2017/01/11 03:50
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アステラス製薬は1月10日、バイオ医薬品の研究開発などを手掛けるUMNファーマとの細胞培養インフルエンザワクチンプログラム「ASP7374」(「UMN-502」)と「ASP7373」(「UMN-501」)の日本での共同開発・独占的販売に関する共同事業契約の解約を発表した。

アステラスは2014年5月に季節性インフルエンザの予防で「ASP7374」を承認申請していたが、UMNファーマによると、「PMDAより、リスク・ベネフィットの観点に鑑み、本剤の臨床的意義は極めて乏しく、審査の継続はできないとの見解が示された」という。アステラスは「ASP7374」の承認申請を取り下げる。細胞培養によるH5N1インフルエンザワクチンとして開発中だった「ASP7373」の開発も中止する。UMNから付与された全ての権利を返還する。減損損失40億円を2017年3月期の第3四半期に計上する予定。

今回申請取り下げとなった開発品についてUMNは、再申請に必要なコスト・期間等を見積もった上で方針を決定すると発表した。他の開発パイプラインについては「UMN-0502 の現況を考慮しつつ、日本以外での地域での開発を前提として、早期事業化に向けた提携交渉を進める」という。

UMNは、技術導入元で米国のProtein Sciences Corporation社(コネチカット州)が既に米国で販売している季節性組換えインフルエンザHA ワクチンFlublok(=製品名。UMN-0502と同薬)では既承認孵化鶏卵インフルエンザワクチンより優れた有効性試験成績の結果が得られていることや米国での使用状況から「本剤の臨床的意義は高い」としている。当面の事業方針としては、UMN子会社のUNIGEN岐阜工場のFlublok原薬製造、供給を中心に海外事業を軸に再構築を図るという。

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