“お酒好きパパ”の飲み会事情、約半数が休肝日を守れなかった経験あり
公開日時 2016/12/08 03:50
「今日、休肝日だったのになぁ」――。約半数の“お酒好きパパ”が「休肝日」を守れなかった経験あり、という調査結果が明らかになった。大鵬薬品が行った「30~50代男性の飲み会事情」に関する意識・実態調査によるもの。休肝日にもかかわらず誘われたら断れない相手は「上司」「取引先」「同僚」の順で、仕事がらみで酒を断れない実態も浮かびあがった。
調査は、事前調査で「お酒が好き」と回答した30~50代の有職・子持ちの男性500人を対象に、8月5日~8日にインターネット調査で行った。
まず昨年末から年明けにかけて、「忘・新年会」に参加したかを聞いた。その結果、職場・プライベート合わせて87%が参加したと回答し、なかでも3回以上参加したと答えた人は41%に上る。
そんな“お酒好きパパ”も年々お酒に弱くなっている自覚があるようだ。20代のときと比較して「お酒に弱くなった」と感じている人は64%、また「現在の方が飲み会の翌日を気にして飲む」という人も68%と7割近い。
こうした意識も手伝ってか「休肝日」を設けたことがある“お酒好きパパ”は64%、現在も「休肝日」を続けている人は47%と半数近い。しかし、休肝日中に飲んでしまった、という人は49%と、2人に1人は誘惑に負けた経験を持つ。これを2人に1人は守れなかったとみるか、2人に1人は守れているとみるかは意見の分かれるところだが、休肝日中でもお酒の誘いを断れない相手の1位が「上司」(45%)という結果には、誰しもうなずくことだろう。ちなみに2位以下は取引先(38%)、同僚(29%)と続く。
さらに、「休肝日」以外に行っている「肝臓のケア」を聞いたところ、59%が「特になし」と答えた。その一方で、「休肝日」だけでなく、肝臓をいたわる食事をとったり肝臓を温めたりする「肝護すること」が必要だと考えている人は81%と多数を占める。
大鵬薬品は「必要性が分かっていながらもなかなかできない、『肝護する』習慣。16年の忘年会・新年会シーズンを楽しく過ごすために、ぜひ取り入れておきたい習慣だと言える」としている。忘年会・新年会シーズンに突入するこの時期、誰もが元気で楽しく飲むために肝臓の健康に気を使いたい。