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田辺三菱・三津家社長 最適使用を促す営業に着手 医療機器や検査会社と協業で

公開日時 2016/08/24 03:52

田辺三菱製薬の三津家正之社長は8月23日、都内で行った定例会見で、今後の営業について「適正使用から最適使用へ向かって動いていきたい」と述べ、医療機器や臨床検査の会社との協業によって取り組む方針を明らかにした。既に重点の糖尿病領域で、自己血糖測定器を扱うジョンソン&ジョンソン(J&J)と血糖コントロールや腎機能の管理の重要性を共同で啓発する事業を展開、検査値に基づいた最適な薬剤、用法用量を提案する活動に着手しており、今後、対象疾患を拡大する。医療費抑制政策の中で、必要以上に薬剤が使われているのではないかとの指摘があることから、検査データに基づいた患者に合った治療に結び付けたい考え。

三津家社長は、会見で「本当に(薬剤が)必要な患者さんに最適な投与方法を提案していくことが求められている。糖尿病から始めたが、(重点領域である)自己免疫疾患、中枢神経おいてもメーカー側から最適使用を提案していく。そのため業態を越えたコラボレーションを行っていく」と説明した。

石崎芳昭営業本部長によると、糖尿病領域においては、自己血糖測定器を扱うJ&Jライフスキャン事業部と共同啓発活動を展開。血糖コントロールや腎機能管理の重要性について共同で患者指導せんの配布や講演会での機器展示ブースの設置といった薬物療法と医療機器の連携による活動を行っているという。他の重点領域でも臨床検査会社などとの協業を検討中で「来年くらいには実施したい」とした。製品の相互紹介はせず、より良い治療提案を通じ医師の信頼向上につなげる活動だとしている。

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