骨粗鬆症市場 月1回のBP製剤 BP内患者シェアで3割突破
公開日時 2015/01/31 00:00
クラス別では活性型VD製剤がシェア伸長中、BP製剤はシェア下落高齢女性に多いとされる骨粗鬆症では、1990年代に骨密度上昇効果が既存薬より著しいビスフォスフォネート(BP)製剤が登場したことで、従来のカルシウム経口摂取と活性型ビタミンD3(VD)製剤、エストロゲン製剤が主流の治療が一変し、BPが第一選択薬となっていった。そして2010年秋以降、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のビビアント、新たなVD製剤エディロール、さらにはBPの月1回製剤のリカルボン/ボノテオ、アクトネル/ベネットなどが上市され、市場環境も様変わりしてきた。そこで今回は、BPの月1回製剤を中心に骨粗鬆症治療薬市場を俯瞰した。いつもの通り調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(...