ディオバンGE 発売1か月でシェア40%
公開日時 2014/09/30 00:00
厚生労働省は2013年4月、医療費の伸びを抑制するため、「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を改定し、18年3月末までの後発品(以下、GE)の数量シェアを60%以上とする新たな目標を掲げた。これを受けて14年4月の調剤報酬改定では、処方せんの受付1回ごとに算定できる後発品調剤体制加算の要件を引き上げ、GEの数量シェアが55%以上の場合に18点、65%以上では22点が算定できるようにした。調剤薬局ではGE数量シェアが55%以上でなければ死活問題となり、今まで以上の速度でGEへの切り替えが進んでいるといわれる。今回はその影響をデータで検証した。いつものように調剤薬局における調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)のデータを引用する。まず、...